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農民の家が倒産?!

“農民の家”が倒産したニュースが飛び込んできた。農民の家へは、お客様が他の旅館・ホテルでマッサージを受けて頂いたきっかけで農民の家滞在時にも個人的に往診依頼されて度々行ってはいましたが、本格的にマッサージに行くようになったのは震災直後、気仙沼・南三陸・石巻からの避難者が200名ほど滞在されていたときに全国のマッサージ師さんの協力でボランティアマッサージに通い続けた時からでしょうか。従業員からもマッサージをよく頼まれて行ったり、お風呂を無料で頂いていたり、両親を泊めたり、様々な思い出が浮かんできます。そう言えば、それよりもずっと以前に初めて鳴子地区に住んだのは農民の家の隣接する賃貸物件だった。時々お風呂を頂きに行ったときに自炊棟のホールに宿泊客が円になって集まってその中で踊りや歌を披露し手拍子や掛け声で賑わっていたのを見て、丁度民謡踊りを習っていたので、その輪に入りたいなあと心の中で思っていたのを思い出した。鳴子温泉を賑わせた一つの時代が終わって寂しくて仕方ありません。 健身舎では8月には『やおはおず~元氣の出る家』として宿泊が出来る治療院として準備が進んでいます。宿泊客同士が交流しそこで活き活きと楽しく生活する農民の家の記憶がやおはおずの事業コンセプトと重なります。やおはおずも、老若男女いろんな人も受け入れて、自分の家にいるようよう自由に過ごしてもらい、様々な交流と体験を通じて鳴子温泉を楽しんで貰いたいと思っています♪